咬合治療

かみ合わせ

この言葉を聞くと、強く食いしばることをイメージされる方が多く見受けられますが、そうではなくて本来その方が持っていらっしゃる理想的な下アゴの位置に、理想的な３次元カーブを描いた歯が１本も欠けることなくきれいに並んで、上下の歯が力むことなく静かに閉じている位置関係です。そしてこの位置から、必要なアゴの運動が、頭の中にインプットされている命令に従って開始され、左右どちらを使っても美味しく食事が出来、滞りなくアゴの運動が出来て、楽しい会話が始まるのです。

でも、こうなっていることが普通のはずなのですが、現実、様々な要因（歯の治療、歯の磨り減り、歯の生えている位置や方向のズレ、頬杖などの各種の癖などなど）から　かみ合わせのズレ、いわゆるアゴずれが起こっています。私は何ともないとおっしゃる方もよく検査してみると、問題を持っていて、体の方が毎回毎度努力、補正して修正しながら生活している状態の方が多く見受けられます。対症療法の繰り返しだけで、原因に対して何の治療もされていないから３日もてばいい程度の結果の繰り返しです。何でそうなるのか考えないといけません、一生終わりません。

当院では、日本咬合学会　丸山咬合医療の考えに基づいて噛み合わせをチェックして、それが原因となる様々な症状を改善するようにしております。治療方法も日々新しくなり、佐久間自身の理解度もあって、百発百中とはいきませんが皆さんの健康増進となるように努力しております。

かみ合わせでお悩みの方へ

自分では噛み合わせに問題がある、歯に問題があって、体調が悪いと薄々感じているのにどこに行っても何ともないと言われている方

内科など散々いろいろな科にかかったけれどどこも悪くないと言われている。しかし、現実に体調が悪く日常生活に支障をきたしている方

歯の治療後に体調が思わしくなくなった方

全て歯や噛み合わせが原因とは言いませんが、可能性ゼロではありません。もしよければ検査させて頂きます。方法は丸山咬合医療の方法に基づいて行っております。この点に関しては、日本咬合学会ホームページ並びに丸山咬合医療センターホームページも御参照ください。

噛めないと言っているのに理解してもらえない方

入れ歯であれ、自分の歯であれ、インプラントであれ、いろいろな原因が考えられますが、ひとつひとつ調べて行きます。噛むスピードは結構早く、じっと目を凝らしてみても原因はわからないので、専用のコンピューター測定機械で実際に食べている時の顎の動きを記録して調べさせて頂く事があります。また、そのような機器も準備しております。その上で型取りした歯型と運動経路を照合して原因を見つけるようにしております。なぜ物理的に噛み砕けないのかと。これに関しても、日本咬合学会ホームページ並びに丸山咬合医療センターホームページも御参照ください。